フェルティオ侯爵家の四男に生まれ、神童ともてはやされていたが、貴族として相応しくないとされる魔術適性"生産の魔術"を持っていたため、辺境の村へと追放されてしまう。のんびりした仲間想いな性格で、気楽に暮らしていきたいと常に思っている。前世の記憶をもっている。

フェルティオ侯爵家に仕えるヴァン専属メイドの一人。追放されたヴァンに付いていくほど、ヴァンを弟のように溺愛している。明るい性格で、褒められるとすぐ調子に乗る。

人でなしの父親を持ち、奴隷として売られるところをヴァンに救われる。そのため、ヴァンに心酔しており、絶対の忠誠を誓っている。

一代で騎士から子爵へと成り上がった新興貴族の実力者。豪快で裏表のない性格を持ち、ヴァンの良き理解者かつ時に頼もしい協力者として彼を支える。"炎の魔術"適性。

フェルディナット伯爵家の末娘。引っ込み思案で物静かな性格。忌避される“傀儡の魔術”の適性ゆえに不遇な幼少期を過ごすが、ヴァンとの出会いをきっかけに、閉ざされていた心に少しずつ変化が訪れる。

フェルティオ侯爵家の執事長だったが、年齢を理由に引退し、追放されたヴァンに付いて辺境の村へ同行。超が付くほど真面目だが、ヴァンの成長を孫を見るように見守っている。"土の魔術"適性。

フェルティオ侯爵家騎士団の副団長。ヴァンの剣才と底知れぬ将器に未来を感じ、辺境の村へ同行。漢気に溢れ、部下から信頼を寄せられている。